「貴族探偵」視聴率急落で現実味帯びるフジ月9消滅の日
■後継は情報バラエティーか格安ドラマ
月9ドラマの出稿を取りまとめる大手広告代理店の元には、スポンサーから“ギブアップ”の声が多数寄せられているという。すでに、7月クールでは、山下智久が主演する医療ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」のサードシーズンの放送が決定しているのだが……。
「7月クールはマスコミ発表をしているから仕方ないが、問題は10月クールです。実は木村拓哉主演で話がまとまっていた。だが『貴族探偵』の平均視聴率がこのままシングルで終わったり、『コード・ブルー』も低迷すれば、間違いなくキムタクの企画は流れます。タレント価値の毀損にしかならないですから」(前出の民放関係者)
フジ局内でも、物凄い勢いで“月9不要論”が噴出しているという。すでに、後番組の話まで浮上しているらしい。
「現在、2案が出ています。1つは制作費の安い情報バラエティー番組を立ち上げること。もう1つは、“恋愛”という枠を取っ払った何でもありの制作費の安いドラマの放送です。これまで月9を擁護してきた亀山千広社長の退任は確実視されている。恐らく6月以降に制作委員会が発足し、早ければ6月中にも月9を継続させるのか、あるいは打ち切るのかの結論を出すことになるでしょう」(フジテレビ幹部)
ジリ貧の月9に、もはや打つ手なしか。