道を歩いていると子供が「あ、タンメンのおじさんだ」
昭和30年代の落語界は古典落語至上主義の評論家が発言力があり、新作落語は「邪道」として認めなかった。久保田万太郎、安藤鶴夫といった偉い先生方である。東横落語会などのホール落語の出演者を選定するのは彼らなので、新作派は出してもらえない。
「新作が正当に評価されない時代でした…
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