ピンク・レディーが目玉 レコ大は賞レースとしてもう限界

公開日: 更新日:

「出演シーンの視聴率が楽しみです」と、関係者は口々に言っている。30日にTBS系で生放送の「第59回 輝く!日本レコード大賞」(レコ大)にピンク・レディーが出演、ヒット曲をメドレーで披露することになった。

 今年はピンク・レディーの生みの親である阿久悠さんの没後10年、作詞家50年の節目の年。その功績に特別賞を贈り、栄誉をたたえるためにふたりの特別出演が決まったというのである。

 名目は何であれ、話題をつくって、かつての高視聴率に少しでも近づきたいというのが制作側の本音だろう。1977(昭和52)年の第19回に最高視聴率50・8%を記録したレコ大は、2005年の第47回で記録した過去最低の10・0%からは復調し、昨年は14・5%とまずまずの結果を残している。

 そこで、さらなる好結果を出し、スポンサーを逃さないようにするための企画だろう。が、「レコ大の発表場面よりもピンク出演シーンに関心が集まり、番組瞬間最高視聴率もピンク・レディーがとるんじゃないか」という声が、審査委員を務めるマスコミ関係者からも聞こえてくるのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値