「黄昏流星群」も フジドラマ放送前に打ち上げ続々のワケ
「仕方ないといえば、それまでなんですが……」(ドラマ制作関係者)といった嘆き節が、東京・お台場から漏れ聞こえてくる。来月11日にスタートする佐々木蔵之介(50)主演ドラマ「黄昏流星群」(木曜22時)の話。
弘兼憲史氏の同名人気漫画を原作とし、黒木瞳(57)や中山美穂(48)を交えた濃厚な男女の恋愛模様を描く作品である。秋ドラマの中でも一、二を争う話題作として注目を浴びているのだが、放送を待たずしてクランクアップしたというのだ。現在発売中の週刊女性には、雨の中、屋形船を貸し切って行われた打ち上げの様子が報じられている。
本来ならば、放送後の視聴者の反響を見ながら台本など軌道修正を加えて一層、盛り上げたいところだろう。しかし、すでに撮了しているとなればテコ入れしようにも手の打ちようがない。出演者の副音声でお茶を濁すのが関の山。だからこそ嘆き節が出ているのだが、そういえば、4月期の長澤まさみ(31)主演の「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)も放送前にクランクアップしていたっけ。おまけに「来年1月期の錦戸亮主演の月9も撮り始めている」(芸能関係者)というのだが、なぜわざわざ不利になるようなことをするのかといえば、ほかでもない。フジのお家の事情が原因だという。