「黄昏流星群」も フジドラマ放送前に打ち上げ続々のワケ
「ここ数年、視聴率が悪すぎてドラマのキャスティングが難航しており、“○○さんに出ていただけるなら”と主要キャストのスケジュールを最優先にしているんです。『コンフィデンスマンJP』も長澤の舞台出演と重なって撮影が前倒しになりましたが、『黄昏流星群』も同様。佐々木が映画『峠 最後のサムライ』の撮影とバッティングしてしまうため、前倒しになりました」(別のドラマ制作関係者)
沈む船から逃げ出すネズミの如し――。芸能事務所からしてみれば、所属タレントをコケる可能性の高いドラマに出して商品価値を下げるようなリスクは避けたいだろう。だが、フジも手をこまねいて「ドラマのフジテレビ」の看板を捨てる気はない。7月期クールの山崎賢人(24)主演ドラマ「グッド・ドクター」(木曜22時)が全10話の平均視聴率で11・2%と2ケタ超えをマーク。早くも続編が取り沙汰されるなど、復調の兆しを見せつつある。
GP帯に放送される秋ドラマは3本。その中で当たりが出れば、形勢逆転も夢ではないだろう。あくまでヒットが出れば、の話だけど。