著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

「SUITS」と「コールドケース2」リメークのこの差はなぜだ

公開日: 更新日:

 あの「東京ラブストーリー」のカンチ&リカが27年ぶりに共演などと、始まる前から話題をさらっている織田裕二主演・新月9ドラマ「SUITS/スーツ」(フジテレビ系)。フタを開けてみれば織田演じる超エリート弁護士と中島裕翔演じる天才的な記憶力を持つフリーターがさまざまな訴訟を解決していく。

 確かに織田&保奈美の再共演だけがウリというのも不安だろうし、若い視聴者にアピールするためにも中島は不可欠。この保険作戦がうまくいって初回視聴率は14.2%を記録。しかし、2回目は11.1%と一気に3ポイントも落ちてしまった。下げ止まってくれるのか。

 これは全米でメガヒットしたドラマを原作にしている。英国ヘンリー王子を射止めたメーガン・マークルが出演したことでも話題になった。

 ちなみに、日本版では新木優子演じるパラリーガル役だ。米版は現在シーズン8が放送中で、今回はシーズン1をもとに描いているという。ということは、あわよくばシーズン8までやれるわけで、当たればテレ朝の「相棒」のように、安定して数字が取れるコンテンツとして大化けするかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  3. 3

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    西武・鳥越裕介ヘッドコーチ「厳しく指導?僕は基本、怒らないんですよ。ただ…」

  1. 6

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  2. 7

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 8

    兵庫県・斎藤知事パラハラ認定にも無敵の“居座り” 「公務多忙」理由に第三者委報告書にコメントしない厚顔

  4. 9

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  5. 10

    復権狙う自民旧安倍派にトドメ!「10万円商品券」配布問題でチルドレンが石破首相に“助け船”の爆弾証言