「嵐」活動休止発表で動き出す“2年1000億円”荒稼ぎプラン
ジャニーズ代表取締役副社長で、次期社長と目される藤島ジュリー景子氏(52)の肝いりで嵐がデビューしたのは1999年。活動休止はリーダー大野智(38)が「嵐20周年、2020年という区切りで一度たたみ、5人それぞれの道を歩んでもいいのではないか」と提案し、決まっていったという。
長くジャニーズを取材する担当記者は、「この20年というところが大きいのでは」とこう言う。
「リーダーの大野君は“一度何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい”とコメントしていましたが、アイドルグループとして、結成20周年を超えてやっていくというのは実は相当に厳しい。TOKIOは山口達也のスキャンダルで空中分解の様相ですが、それでなくとも2014年に20周年ライブを大々的にやって以降、ライブ活動を休止していた。グループとして失速し、集客が危ぶまれるようになっていたからです。あのSMAPですら独立分裂騒動の直前のドームツアーは惨憺たるもので、福岡公演は最終的にタダ券が出回ったんじゃないかとの臆測まで飛び交った。今回の嵐の決定はそういう前例を踏まえると正しい選択のような気がします」