「嵐」活動休止発表で動き出す“2年1000億円”荒稼ぎプラン
■安室奈美恵引退興行を彷彿
ここで彷彿とするのが、安室奈美恵の引退興行だ。デビュー25周年を機に昨年9月で引退した安室は、それを発表したラスト1年間でベストアルバム「Finally」は売り上げ200万枚を超え、ラストツアーではソロのアーティストの史上最多となる80万人を動員。ツアーの模様を収めたDVDも約130万枚を売り上げた。「引退ビジネスでの稼ぎは200億円超」(音楽関係者)と囁かれている。人気は安室と同等以上である嵐だけに、ラスト2年間の“休業セール”は空前絶後の規模になるのは間違いない。
「ファンクラブ会員は240万人以上。開催中のツアーは全50公演で、チケットは安いものでも1枚1万円近くしますし、来場したファンはそれと同額くらいのグッズを買っていくのがジャニーズ流です。さらにベストとかラストと銘打ったアルバムも当然リリースされ、こちらも100万枚、200万枚という単位で売り上げが予想される。それが来年末まで2年間もある。興行規模としてみると、1000億円の大台も十分ありだと思います」(レコード会社関係者)