入院中というが…ジャニー氏の気になる病状と事務所の今後
「重篤な状態」と一部で報じられていたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(87)の病状について、同事務所が1日、「解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血」で入院していると明らかにした。
ジャニー氏は6月18日午前11時半ごろ、体調の異変を訴え、都内の病院に救急搬送された。現在も入院中だという。同事務所は「(ジャニー氏は)今も必死に頑張っています」「治療に専念することを最優先とさせていただきたい」などと訴えた。
そもそも、解離性脳動脈瘤破裂とはどんな病気なのか。医師で作家の米山公啓氏がこう言う。
「脳動脈が瘤のようになっていたものが裂け、さらに解離した部分が破裂して、くも膜下出血を起こした状態です。脳動脈瘤破裂自体は自然治癒するケースもありますが、くも膜下出血に至れば予後が悪い。高齢者で動脈硬化が進んでいれば、脳のむくみを取るなどの対処的療法しかなく、意識も戻らないまま、ということは十分に考えられます」
もっとも、ジャニー氏が一命を取り留めたことで、お見舞いに駆け付けた所属タレントたちはひと安心だろう。が、これで一件落着とはいきそうもない。