干されていた元SMAP3人は年末年始特番で出番が増えるのか
この時期、各テレビ局では年末年始の特別番組の企画が固まり、制作部門のプロデューサーやディレクターはキャスティングや収録に忙しいが、今年はとくに頭の痛い問題があるという。働き方改革で、スタッフたちの作業時間に制約があるだけでなく、政府の公正取引委員会の目を気にしなければならないのだ。
公取委は8月に、「芸能事務所が独立したタレントを使わないようにテレビ局に圧力をかけるのは独占禁止法違反」という指針を提示したが、使わないテレビ局も、持ちつ持たれつの関係とみられているからである。
具体的には、SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾がジャニーズ事務所をやめた後、地上波テレビのレギュラー番組が、次々になくなったことを問題視していて、“改善”がみられないようなら、次はテレビ局がやり玉に挙がるのは必至だ。
「お役所の政府が、芸能界やテレビのことがわかるのかとナメていたら大間違いです。専門の研究員がいて、関係者を呼んで事情聴取をするんです。この年末年始に、相変わらず元SMAP3人の出演がまったくないようなら、注意を受けるかもしれませんね」(テレビ番組制作会社幹部)