嵐「SNS戦略」で最後の荒稼ぎ 1日で150万フォローは序の口
人気グループの嵐が、デビュー20周年を迎えた3日、都内で会見を開き、新たに5つの公式SNSを一斉にスタートさせることを発表した。開設されたのは、Twitter、Facebook、Instagram、TikTok、微博(Weibo)の5つ。嵐は、すでに10月からYouTubeの公式チャンネルを開設しており、チャンネル登録者数は214万人に上っている。
会見でメンバーの松本潤は「今まで以上にファンの皆さんと近くありたい、僕らの活動をリアルタイムでお届けしたいということでSNSを開設することになりました」として、「(活動休止である2020年12月まで)僕らは走り続けます」と語った。
4日午後時点で、フォロワー数は、Twitter148・9万人、Instagram170万人と、一夜にして100万人を超える伸びを見せた。スポーツ紙芸能デスクはこう語る。
「ジャニーズ事務所は一昨年の暮れくらいから、他のグループのメンバーらに実験的にSNSを開設させて、分析を重ねていたようです。古い話になりますが、ジャニーズの場合、非公式の生写真やそこにニセのサインを書いて転売する例などが後を絶たず、写真や動画が独り歩きすることを嫌ってきた。それでインターネットの時代になっても、長らく“ネットNG”を続けてきたんです。しかし、音楽も配信の時代となり、さすがにネットを無視できなくなったということでしょう」