嵐「SNS戦略」で最後の荒稼ぎ 1日で150万フォローは序の口
ITジャーナリストの井上トシユキ氏もこう言う。
「一晩でこの数字はまさに“垂直スタート”。さすがと言わざるを得ません。『新しい地図』のメンバーやジャニーズ以外の男性グループがSNSをうまく活用していることを意識した戦略だと思います。今後、こうしたチャンネルをマルチに活用していきながら、ファンを取り込んでいくはずです。チャンネル登録やフォローがファンクラブの代わりになっていくような感じで、オリジナル企画やフォロワー限定のコンテンツなど、次々と新しい展開ができるでしょう。条件にもよりますが、YouTubeの広告収入だけでも、月に数千万円単位に上る可能性があります」
■来年5月には新国立“一番乗り”
さらに会見では、11月末に竣工する新国立競技場で、東京オリンピック開催を待たずして、来年5月15、16日の2日間コンサートを開催することも発表された。「単独アーティストとしては、初の新国立競技場でのコンサート開催」であり、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から、五輪会場としての「さまざまなオペレーションの確認を兼ねるという前提条件を頂戴」し、実現したものだという。
「08年から旧国立競技場で単独コンサートを開催してきた嵐にとっては、“国立”は特別な場所なのです。何としても一番乗りを果たしたかったのでしょう」(前出の芸能デスク)
「活動休止」まで残すところ1年ちょっと。最後の“荒稼ぎ”が始まった。