「悪魔の弁護人」要潤&ベッキーは福山&柴咲になれるか?
令和元年の年末、地上波GP帯の連ドラの“トリ”を飾るのは、木村拓哉(47)主演の「グランメゾン東京」(TBS=日曜夜9時)。29日放送の30分拡大版でフィナーレとなる。
「曜日と日付の巡り合わせとはいえ、年末特番だらけの中で最終回とは、TBS日曜劇場&キムタクならでは。視聴率こそ当初期待された15%には及ばないものの、評判は悪くない。裏番組を考えると、30分拡大版は数字を伸ばす可能性もあります」(テレビ誌ライター)
そうしたGP帯の状況をよそに、年末年始をまたいでレギュラー放送する連ドラもある。12月7日にスタートした「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」(フジテレビ系=土曜夜11時40分)だ。
原作は“どんでん返しの帝王”こと中山七里の推理小説「弁護士・御子柴シリーズ」で、要潤(38)扮する“ワケあり弁護士”が、どんな依頼人でも手段を選ばず勝訴を取りにいく法廷ミステリーだ。
「御子柴がかつて凶悪犯罪を犯した“元少年A”であることを知ってしまう弁護士事務所の事務員・日下部洋子をベッキーが演じています。ネット上では、ベッキーに対して否定的に見る意見が目立ちますが、ドラマとしてはおおむね高評価。視聴率も3話を終えて3%台と、深夜帯では健闘と言っていいでしょう」(前出のテレビ誌ライター)