著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

まるで竹槍持たされて本土決戦に臨む戦争末期の日本と同じ

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスは私の身近な人にも感染が忍び寄ってきた。つい最近もゴルフ仲間が感染したかも知れず、闘病日記をSNSに上げている。

 ゴルフした後サウナに行って、翌々日の朝、すごい悪寒で熱が39度まで上がった。日本では熱がある、味覚がない、ぐらいでは検査はしてくれない。そこで彼は自主隔離に入った。人とは全く接触せず、食べ物は知り合いにドアノブに掛けてもらう。医者からは「お水をたくさん飲んで、いっぱい食べて、いっぱい寝てくれ」とだけ。

■検査してくれないから自分の症状がわからない

 昼ごろに少し右肺が痛むので、知り合いの医者にコネを使って頼んでも、来るなと言われた。

「胸にサロンパスを貼り、症状がひどくなれば救急車で。重篤な肺炎か軽度の肺炎かの判断だけは自己責任でお願いします」

 そんなことが素人にわかるだろうか。夜になってチゲ鍋を食べたら味がしない。においもしない。

 2日目も熱は下がらず、倦怠感がすごい。「普通の風邪やインフルに比べ、こいつは起きたら体が鉛のように重い」らしい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動