まるで竹槍持たされて本土決戦に臨む戦争末期の日本と同じ
そして3日目の夜にピークが来る。「夜9時ごろ39度を超え息苦しく、入院の用意をして『119』しようとした時」に熱が下がっていくのを感じた。そこから平熱。これで峠を越えたのかはわからない。
もう一人、Twitter上で発見した感染者は、4日目まで熱が出てやっと検査。陽性で入院になり、CT検査したら2週間前から肺炎になっていたらしい。私の知人も恐らく肺炎だったのだろう。ピークの時に老人だったら、重症になっていたかもしれない。
知人の日記の最後は、「それにしても、同じ病状のやつがたくさんいるのには参った。近所でこんだけいるから、都内はめちゃおるやろな」だった。しかし検査しないので、これも確かめようがない。
現状把握もできずトイレットペーパーの列に並び、ひたすら自宅にこもる以外、何の手だてもない。まるで大本営発令で、日本が勝っていると信じ込んで配給に並び、空襲ではただ防空壕に逃げるしかなかった戦時中と同じだ。ただ違うのは、あの時の最前線は南方や満州、沖縄であったが、今はすでに竹槍を持たされて本土決戦に突入しているということだ。