上沼恵美子「降板の全真相」現場は“辞めたる”を待っていた

公開日: 更新日:

「関西のテレビ局員たちが一切イジりもしないんですから異様ですわ」(在阪テレビ局関係者)というのは、上沼恵美子(65)の「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)降板事件のことである。

 6月末にはレギュラー出演していたキングコングの梶原雄太(39)が同番組と「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)を降板。上沼との確執が取りざたされ、翌月に番組自体が終了してしまった。テレビ局側からの申し出でこれほど唐突に終了することはありえず、上沼が「辞めたる!」と、たんかを切ったのは明らか。

 “関西の女帝”に何があったのか。「このタイミングでさまざまな要因が重なった」として、在阪テレビマンがこう語る。

「ご本人が“辞める”と言ってくれて、正直現場は“渡りに船”でした。上沼さんがギャラをつり上げたわけではないけれど、前々から当初のギャラで継続するのは厳しかった。そこへ畳みかけるようにコロナで広告収入が激減し、局全体が赤色アラートになりました。かといって上沼さんにギャラを下げる、降板の交渉なんてしたら何言われるかわからない……まさに“誰がネコの首に鈴をつけるか”という状態でした。そんなときに自ら幕を引いてくれたので、引導を渡すことなく番組終了できたというわけです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇