上沼恵美子「降板の全真相」現場は“辞めたる”を待っていた
「関西のテレビ局員たちが一切イジりもしないんですから異様ですわ」(在阪テレビ局関係者)というのは、上沼恵美子(65)の「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)降板事件のことである。
6月末にはレギュラー出演していたキングコングの梶原雄太(39)が同番組と「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)を降板。上沼との確執が取りざたされ、翌月に番組自体が終了してしまった。テレビ局側からの申し出でこれほど唐突に終了することはありえず、上沼が「辞めたる!」と、たんかを切ったのは明らか。
“関西の女帝”に何があったのか。「このタイミングでさまざまな要因が重なった」として、在阪テレビマンがこう語る。
「ご本人が“辞める”と言ってくれて、正直現場は“渡りに船”でした。上沼さんがギャラをつり上げたわけではないけれど、前々から当初のギャラで継続するのは厳しかった。そこへ畳みかけるようにコロナで広告収入が激減し、局全体が赤色アラートになりました。かといって上沼さんにギャラを下げる、降板の交渉なんてしたら何言われるかわからない……まさに“誰がネコの首に鈴をつけるか”という状態でした。そんなときに自ら幕を引いてくれたので、引導を渡すことなく番組終了できたというわけです」