ブラマヨ吉田は律儀な男 帽子を脱ぎ人目はばからず挨拶を
「M―1グランプリ2005」で優勝を果たしたブラックマヨネーズ。優勝が決まったのを見届けて、「おめでとう! よう頑張った! うれしかった!」というメッセージを2人の留守電に入れました。
翌日2人からお礼のメールが届いたのですが、優勝後なかなか出会う機会がないまま4月になったある日、NGK(なんばグランド花月)の近くにあるコンビニに立ち寄ると、帽子を目深にかぶった吉田君を発見! まわりのお客さんに気づかれないように、肩をチョンチョンと叩いて、小声で「お疲れさん」と声をかけました。
すると吉田君はかぶっていた帽子を脱いで「お疲れさまです、ごぶさたしてます。M―1の時はメッセージありがとうございました。めっちゃうれしかったです」と人目もはばからず、直立不動でお礼を言ってくれました。
当然、他のお客さんも彼に気づき「ブラマヨの吉田や……」という声があちこちから聞こえてきました。目立つので「ええて、ええて、お疲れさん。またね」と言って、別れました。正確に言うと別れたつもりでした。ところがレジを済ませて出入り口に行くと、なんとそこには帽子を脱いで扉を開けてくれている吉田君の姿が……。