日テレ「24時間テレビ&親バカ青春白書」は読みが外れた?
東京五輪で盛り上がるはずだった夏。それどころか、夏休みもお盆の帰省も甲子園もお祭りも、あらゆる“風物詩”が消えてしまったニッポンの夏だが、殺人的な暑さだけは変わらない。
その暑さも“災害級”となった今週末、22日午後6時30分スタートの日本テレビ「24時間テレビ」も夏の風物詩だったが……。
「“緊急事態宣言”直前の3月、日本テレビは“使命”として24時間テレビを放送すると社長が明言。当初から局内外から『やめたほうが……』という声が聞かれたのは事実だし、現在のこの状況下では、結果は言わずもがなでしょう」(民放系列制作会社スタッフ)
番組公式HPによれば「43回目ではなく、新しい日常での1回目」とのことだが、視聴者の声は厳しいものが少なくない。
すでに数年前から〈欽ちゃんのころとは意味合いが違っている〉〈そもそも今やる意味が分からない〉〈テレビの驕りはもう通用しない〉なんて声が目立っていた。そこに新型コロナ禍で〈局アナや出演者だって一枚岩になれるはずがない〉〈見直すいい機会を失った〉などと、厳しさはヒートアップ。