ジャニーズに“遅咲き”こんなに…「22歳活動終了」への疑問
A.B.C-Zは、もともと15年に塚田僚一(34)がマッチョ系のルックスにアニメ・アイドルオタク、しかも借金持ちという“ジャニーズらしからぬキャラ”で注目された。その後を追うように河合郁人(33)が“ジャニーズものまね”でブレーク。少しイジった東山紀之(54)や木村拓哉(48)、嵐の松本潤(37)のものまねは、「ワイドナショー」や「ダウンタウンなう」(ともにフジテレビ系)、「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)でダウンタウンの松本人志(57)が、「今まで誰もやってこなかったから、ずっとやり続けてほしい」とコメント。デビューまでにおよそ13年もかかった苦労人はトーク力を発揮し、昨年4月から昼の情報生番組「ゴゴスマ〜GO GO!Smile!〜」(TBS系)の金曜コメンテーターに抜擢されている。
河合と同じく24歳デビュー組にはKisーMyーFt2の藤ヶ谷太輔(33)も。13年間に及ぶJr.生活だが、昨春からトーク番組「AーStudio+」(TBS系)で笑福亭鶴瓶(69)と番組初の男性司会者として抜擢された。TOKIOのリーダー・城島茂(50)もデビューは23歳。現在「民謡魂ふるさとの歌」(NHK総合)と「週刊ニュースリーダー」(テレビ朝日系)の2番組の司会をつとめ、総じて22歳を過ぎて花開いた例は少なくない。
2年後、肩たたき制度が本格始動して懸念されるのは、トーク力とアドリブ力。22歳は大学卒業と同等で一般社会に入るタイミングと捉えることもできるが、ジャニーズでの下積みキャリアを財産とみるか、反故にしてしまうのか。タッキー(滝沢秀明)副社長の手腕に期待だ。