ジュニアたちに会うと彼らはさまざまなドラマを抱えていた
故・梨元勝リポーターが「面白いね。何でも協力するよ」と言ってくれたのは励みになった。梨元氏も、テレビでもやるべきと交渉したそうだが、取り上げる番組はなかった。
芸能界の反響も感じ取れた。「凄い連載を始めたね」と言ってくる方もいれば、「何回、連載やるの。どんな内容になるの」と探りを入れるような連絡もあった。「何も知りません」とひたすらとぼけた。
対するジャニーズは「慌てているみたい」といった話は漏れ伝わってきたが、反論することなく沈黙を保っていた。
2回目の連載が終わった頃だった。旧知の芸能関係者から、「ジャニーズ連載の件で、ある人に会ってもらいたい」という電話がかかってきた――。 (つづく)