V6解散で鮮明 岡田准一を踏み止まらせた宮崎あおいの賢さ
V6が今年11月1日をもって解散する。ジャニーズ所属グループの中で、SMAPよりも嵐よりも長く、誰ひとり欠けることなく最も長く活動を続けたグループが26年の幕を閉じることにファンは衝撃を受けている。そのきっかけを作ったのが、森田剛(42)の「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」という発言だった。事務所が公式サイトで明かしている。
そんな森田の背中を押したのが、妻の宮沢りえ(47)だと一部で報じられた。アイドルとしても役者としても先輩で、人気も実力も上を行く年上女房が森田に退所を促したというのだ。
「森田は、これまで舞台を中心に役者としてのキャリアを磨き、故・蜷川幸雄氏や宮本亜門氏など、演劇界を代表する名演出家から高い評価を受けてきました。しかし、同じV6の岡田准一と比較すると、テレビドラマや映画の出演が少なく、グループ内での格差は明らかでした。でも、それは役者としての人気や実力の差がそのまま結果として現れているということでしょう。いくら森田の役者としての評価が高いとしても、今後のテレビドラマや映画出演を考えると、ジャニーズの後ろ盾がないのはやはり厳しいと言わざるを得ません。たしかに宮沢は、大きな事務所の後ろ盾もなく、アイドルから脱却し、舞台を中心に実績を残してから映画女優として自身の力だけで大成功しました。そのノウハウあっての後押しだと思いますが、この判断は早計な気もします」(芸能ライター・弘世一紀氏)