吉瀬美智子がコミカル路線で開花の予感“円満離婚”も追い風
「吉瀬さんは女性人気も高い。離婚はマイナスどころか、むしろ応援するファンが増えるかもしれませんね」と、芸能ライターのエリザベス松本氏がこう続ける。
「30代の頃の吉瀬さんはクールビューティーな面が勝っていましたが、結婚、出産を経て、笑顔がどんどんチャーミングになっている。親しみやすさが出てきたことで、女性からの支持率もさらに上がっていますし、今後は普通のお母さん役や、あの美貌だからこそコミカル路線でも売れていくでしょう。CMなどでもその片鱗を感じました」
今年1月期の連続ドラマ「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」(テレビ朝日系)では、売れない作家の妻で2人の子供の母親という売れっ子小説家の役を明るく演じて好評だったし、今月2日から公開中の「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」では、まさにクールビューティーな女性刑事役を熱演している。私生活はさておき、仕事は順風満帆だ。
「『劇場版シグナル』は私も見ましたが、吉瀬さんは演技うんぬんより、スター性なんですよね。MA―1にジーンズという格好でも、スクリーンがパッと明るくなる。吉瀬さんは雑誌モデルの時代から、もっと見たいと思わせるオーラがありました。当時の輝きを今も失っていないのは怖いぐらいですが、離婚で演技に深みも出るはず。難があるとすれば、刑事役にしてはスタイルが良過ぎることでしょうか」と前出の松本氏は笑う。
芸能人にとって離婚はその後の仕事を左右しがちだが、吉瀬には“追い風”のようだ。