大島優子はAKB卒業から最も伸びた女優 結婚でさらなる飛躍が期待できる
卒業後は、宮沢りえ主演の「紙の月」で銀行員役を好演。日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。「アイドルが女優をしている」と言われがちだった声を封印した。
アイドルの殻を破り仕事も順調だった大島だが、活動を休止して1年近くニューヨークに留学した。
「ハリウッド女優を目指すというような背伸びしたものではなく、語学と演劇観賞が主目的。この思い切った休養が大島を成長させた」(芸能関係者)
帰国後に朝ドラ2度目の出演の「スカーレット」で女子高生からおばさんになるまでの役で成長した女優の姿を見せた。
■どんな役もこなせる
タレントは私生活を含めたトークで好感度を高めるが、女優は演技が好感度に結びつく世界。主役は役を通じて評価されがちだが、脇役はどんな役をやっても「いいね」と評価されることが必要だ。
朝ドラに続いて出演したのは木村拓哉主演の「教場」。警察学校の生徒役で髪をショートにしてシリアスなドラマでさらに一皮むけた演技で魅了し、これが女優として大きな転機となった。