TV各局女子アナの“汗だくだく”五輪中継「金メダル」はこの人だ!

公開日: 更新日:

 東京五輪は日本のメダルラッシュで幕を閉じたが、灼熱の競技場で、汗だくになりながら、熱戦を伝えた各局の女子アナたちも大奮闘だった。

 筆頭は、フジテレビ関ジャニ∞村上信五(39)とともにキャスターを務めた宮司愛海アナ(30)。卓球の混合ダブルスで水谷隼伊藤美誠ペアが金メダルを取った際には、「感動で手が震えています」と東京体育館からリポート。女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。

「『S-PARK』では、スタジオMCでありながら、たびたびフィールドキャスターも務めており、忙しそうでした。本人は、もともと文化系のようですが、勉強熱心でスポーツキャスターもすっかり板についてきた。“ポストカトパン”の大本命です」

「丁寧に選手に寄り添う」「安住アナに薫陶受けた」TBSの女子アナ2人

 TBSのスポーツ番組「S☆1」でMCを務める上村彩子アナ(28)も、松田丈志との競泳の中継などをはじめ、今回の五輪で大活躍。五輪取材経験もあるスポーツライターの小野哲史氏はこう話す。

サッカーや世界陸上など、多くのスポーツ取材をしているだけに、インタビューには心がこもっていて好感が持てます。選手の気持ちに丁寧に寄り添いながら、選手の言葉を引き出している姿が印象的です」

 TBSからもう一人。山形純菜アナ(27)は、東京五輪の魅力を伝える前フリ番組「東京VICTORY」で2年間にわたり、同局のエースで今回の五輪のメインキャスターを務めた安住紳一郎アナ(48)の隣で薫陶を受けてきた。「競技の魅力プラスその人のパーソナルを引き出せるように」心がけていると日刊スポーツのインタビューで答えていたが、「中継ブースで手元の資料を集中してジッと見ている姿が印象的でした」(現場にいたカメラマン)。

生粋の体育会系

 日テレからは佐藤梨那アナ(26)。自身も小学校3年から大学までバレーボールを経験。<失敗を引きずっていたらすぐに試合が終わってしまいます。「次はこうしてみよう、がんばるぞ!!」と、倒れてもすぐに起き上がる、おきあがりこぼしのようにポジティブになりました>とHPでつづっている生粋の体育会系だけに、アスリートの心情はよくわかるはず。

「長身でスラッとしていて会場でも目立っていましたね」(前出のカメラマン)

ソフトボール決勝 日本対アメリカ」を目に涙を浮かべて伝えたのはテレビ朝日山本雪乃アナ(29)。

「目を真っ赤にしてウルウルしながら優勝を伝える様子は印象的でした。新人の頃は同局の『熱闘甲子園』のMCを務め、野球好きを公言。ソフトボールにも思い入れが強いのでしょう」(前出の松本氏)

 ちなみに山本アナは、ソフトボールが夜遅くに優勝を決めた翌朝(先月28日)には「羽鳥慎一モーニングショー」に生出演。SNSには体調を心配する声であふれた。

 前出の小野氏が続ける。

「テレ東の『追跡LIVE! SPORTSウォッチャー』のキャスターを務める竹崎由佳アナ(28)も競技や選手のことをちゃんとリスペクトして勉強していると思いますね。NHKの『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』の副島萌生アナ(29)も、嵐の相葉クンとの息も合っていた。柔らかい雰囲気で選手も話しやすいと思います」

 コロナ禍に加えて猛暑の中、現場から感動を伝えてくれた彼女たちの奮闘ぶりも金メダルものである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  4. 4

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  5. 5

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  1. 6

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 7

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  3. 8

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 9

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  5. 10

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い