中居正広が「FNSラフ&ミュージック」で垣間見せたジャニーズ退所後の“見えない壁”
「ジャニーズとテレビ局、退所した“辞めジャニ”の間には暗黙のルールが根強くある。事務所の許可なく、過去の番組の話を含め、ジャニーズ時代の話は気軽にできないことを図らずも見せてしまったと思う」(テレビ局関係者)
■いまだにジャニーズに気を使っているのか
中居は実力と人脈を築いて退所。順調に仕事を続けているが、いまだにジャニーズに気を使っている様子がうかがえたが、自身の出演していた番組の思い出を語るのも配慮する姿には驚いた。やはり、退所してもジャニーズの見えぬ壁があるようだ――。
これが先日亡くなった藤島メリー泰子名誉会長(享年93)が半世紀かけて築き上げてきたジャニーズの底力だと思う。
「大帝国」とも呼ばれたこの事務所を飛び出した退所者の活動ぶりもあまり伝わってこない。元少年隊の錦織一清・植草克秀を筆頭に元TOKIOの長瀬智也、元関ジャニ∞の錦戸亮・渋谷すばる。
コロナ禍で自由に活動できないとはいえ、ジャニーズの後輩がさまざまな番組で活動しているのとは対照的だ。昨年6月、退所会見まで行った手越祐也もテレビ出演はもちろん、話題になることも減っている。先日、かつて番組で共演していたイモトアヤコの妊娠報告に手越が自身のツイッターで祝福。久しぶりにネットのネタになったが、「彼ほどテレビの似合う男はいない。少しやんちゃな面も含めてバラエティーにはぴったりだった」と今も惜しむ声がある。