戸田恵梨香&永野芽郁「ハコヅメ」好調 “50歳前後テレ好きなオジサン狙い”がハマった?
初回放送後から、ネット上では〈(永野が演じる)川合ちゃんがかわいすぎる〉〈戸田恵梨香がとにかくうまい〉〈女子会的なシーンにほっこりする〉などとすこぶる好評で、終盤が近づくにつれて〈終わってほしくない〉〈続編希望〉〈主要メンバーで、看護師編とか教師編とかOL編とかも見てみたい〉なんて声も。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「これまでの“日テレ水10枠”といえば、前期の『恋はDeepに』など女性向けのドラマが多かった中で、『ハコヅメ』は狙いも作りも異色。実は、メインターゲットが“テレビが好きな50歳前後のオジサン”なのではないか」とこう続ける。
「第7話(1日放送)のコメディーパートで、あの『Gメン’75』のテーマを流したシーンは、若い層にはまったく伝わらないことを承知の上で、というこだわりを感じました。『太陽にほえろ!』や『西部警察』など70年代にテレビに夢中になり、今もテレビを見るオジサン世代は、実はネットもできるし、発信力も購買力もある。コメディー要素を楽しみながら、シリアスな終盤の“考察”要素にも素直についていける。ラブコメ好きの女性よりも、確実にとらえやすい層なんです」
そういえば、第7話に出てきた「ハコ長」(ムロツヨシ)の奥さん役は、2002年にアコムのCMでブレークした小野真弓(40)だ。そういうキャスティングもオジサン狙いか。