LiSAはレコード大賞で“2年連続受賞のババ”をつかむことになるのか?

公開日: 更新日:

 2年ぶりに有観客で開催される「第72回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が19日、発表された。デビュー15周年のKAT-TUNの初出場など、新鮮味のない顔ぶれに対し、ネットでは<何を基準に選出しているのかわからない><視聴者による投票で決めて欲しい>といった声が上がった。

 もっとも、それは時を同じくして、18日に各賞が発表された『第63回日本レコード大賞』もほぼ同じ。大賞候補となる優秀作品賞には「Take a picture」(NiziU)、「根も葉もRumor」(AKB48)、「Happy!」(氷川きよし)、「君がそばにいるから」(純烈)など10曲がノミネートされた。しかし、<さすがに歌手は知っているけど、曲はどれも知らないものばかり><出来レース感が半端ない><純粋に売れた音楽で番組を作って欲しい>など、こちらも厳しい声が上がっている。

 特に昨年「炎」で大賞を受賞したLiSAが、発表前日の17日にCD発売したばかりの新曲「明け星」が優秀作品賞にノミネートされたことに驚きが広がった。

「『明け星』はテレビアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』のオープニング曲ではありますが、昨年大賞を受賞した『炎』ほどのインパクトはありません。それなのにノミネートされたということは、話題作りのためにLiSAの2連続大賞受賞をお膳立てしようとしているのではないかという声が一部で上がっています。不倫報道で表舞台から消えた夫を支え、健気にライブや新曲のプロモーションをこなすLiSAにとって、そのような噂はいい迷惑でしょう」(音楽業界関係者)

 誰が大賞をとっても「ピンと来ない」「納得がいかない」と言われるのがオチの状態で、今、優秀作品賞にノミネートされているのはアーティストにとっても居心地が良くないはず。人気も実力もあるLiSAが“ババ”をつかむ事態だけは避けてもらいたいものだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇