LiSAの知られざる素顔…上京時のあだ名は「せんとくん」
興行収入が歴代最速で100億円を突破した映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」。主題歌「炎(ほむら)」を歌うLiSA(33)はアニソン界を飛び越え、国民的な歌手としてブレークしつつある。
LiSAがロック歌手を目指し、岐阜県関市から上京したのは12年前のこと。当時を知る音楽関係者に話を聞いてみた。
「彼女は友人たちから『リサ』とか『りっちゃん』と呼ばれていました。中には『せんとくん』と呼ぶ友人もいました。顔の雰囲気がどことなく、当時流行しつつあった奈良県のマスコットキャラクター『せんとくん』に似ていたからです(笑い)。LiSAはバイトをいくつも掛け持ちし、その合間にバンド活動をする目まぐるしい日々を過ごしていました。バイトの中では通販サイトのカタログモデルが気に入っているようでした」
バンドは吉祥寺や高田馬場の老舗ライブハウスを中心に活動し、インディーズ界で実力派として知られていた。ただ、生活は苦しく、LiSAは岐阜で農業を営む祖父の野菜の仕送りを心待ちにしていたという。