えー!隠し子騒動の“軍師”が岸田首相の政策の大半を考えていることが問題
相次いで政府の関係者に醜聞が出た。しかし、気になったのはそのスキャンダルそのものではない。その記事の前段部分だ。
一つは文春砲。自民党の松下新平議員が、中国系企業に勤める中国人女性を「外交顧問兼外交秘書」にし、名刺や議員会館の通行証などを与え、パーティー券販売に関与させているという記事。しかし、給料を払っている事実はなく、事実上中国系企業が肩代わりしているのだ。だったら政治資金規正法違反の疑いがある。
彼女は夜な夜な中国系企業の社長との会合に同伴し、ホテルも共にし、パーティー券を売っていた。しかも、松下氏は事務所内の連絡にLINEに加え中国のコミュニケーションアプリWeChatも使い始めた。このチャットは、習近平批判などをすると削除したりするためにAIが監視している。これでは会話の内容が流出している可能性もある。資金集めパーティーには中国人が多数参加し、シャンパンタワーにはマオタイ酒が注がれていたという。
典型的なハニートラップだと思うのだが、気になったのはそこではない。そのパーティーの冒頭に菅前総理が挨拶した。久しぶりの登場だ。今は一体何をしているのかと思ったら、コロナ関連で全国行脚しているらしい。