ヒカルが突きつけた「芸能人とユーチューバー、どっちがすごいのか」論争を考える

公開日: 更新日:

 YouTubeの魅力は、何より成功すればテレビより稼げる点だろう。

「登録者数が100万人を越えれば、YouTubeだけで億単位の収益も夢ではなく、ギャラが安くなったテレビよりもYouTubeの方が稼げるので、動画配信を重視する芸能人が増えているのも理解できます。ただ芸能人やスポーツ選手でも、もともと人気がある人でないと登録者数も動画再生数も伸びていかないのが現実です」(前出・スポーツ紙記者)

 27日放送の「週刊さんまとマツコ」(TBS系)に出演した鬼越トマホークは、「テレビ以外で稼ぎまくり⁉ 次世代芸人たちの新金儲けスタイル」というテーマで、吉本興業内で明石家さんまに次いで稼いでいる芸人として、お笑いコンビのかまいたちを挙げたことが話題になっている。

 15本ほどあるテレビのレギュラー番組のほか、ちょうど新型コロナウイルス感染拡大が表面化した2020年2月から開始したYouTube「かまいたちチャンネル」の登録者数はすでに161万人に。さらに、オンラインサロンを開設するなど、鬼越トマホークの金ちゃんいわく「六本木にビルが建つくらい稼いでいる」ほどだという。もともと家が貧しかったことでとにかくお金を稼ぎたいと以前から公言している、かまいたちの濱家隆一は、まさにそれを比較的短期間で実現させたと言えるだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇