桜田ひよりはトリックスター的な役柄が似合いそうなインドア派
桜田に初めてインタビューしたのは彼女が小学生だった頃だが、「泣く演技が得意です」と言っていたのと、最初に頭に浮かぶことわざは? という質問に「ちりも積もれば山となる」と答えたことが印象に残っている(ともに雑誌「girls!」vol.41、14年3月=双葉社)。
2年前にもインタビューで会ったが、いつの間にか、小学生時代と比べると、インドア派になったと語っていた。
12月に誕生日が来ると、20歳になる。これからの彼女に似合いそうなのは、自由奔放で革新的な、初期の蒼井優や吉高由里子が得意としたようなトリックスター的な役柄だ。
ディズニー映画のヒロインで言えば、福原遥が「シンデレラ」、中条あやみが「白雪姫」っぽいのに対して、桜田ひよりは「ふしぎの国のアリス」の主人公を彷彿させる。
彼女は、いまどき感と、小学生の頃から変わらない優等生っぽいしっかり者の風格をバランスよく持っているので好感度が高く、親世代と同世代の両方から支持されそうだ。