ロッテドラ1、2コンビ西川史礁と宮崎竜成に貧打線解消の期待…いきなりレギュラーまである
昨季、ロッテのチーム本塁打75本のうち、過半数の44本はソト(36)とポランコ(33)の両外国人によるもの。日本人の最多が岡(33)の7本と、長打力不足に苦しんだチームにあって頼もしいルーキーではないか。
ドラフト2位の宮崎竜成(24・ヤマハ・右投げ左打ち)が9日のソフトバンク戦に「7番・二塁」でスタメン出場。1点ビハインドの六回1死一、二塁で右翼へ一時逆転となる2点適時二塁打を放った。「チャンスで自分の良さの積極性を出していこうとおもっていた」と試合後の本人は満足げだ。
前日のソフトバンク戦では五回のチャンスに代打出場、左腕の田浦から中前適時打。これで2戦連続適時打だ。173センチと野球選手にしては小柄だが、オープン戦5試合で13打数4安打の打率.308と気を吐いている。
この日は途中出場だったドラフト1位の西川史礁(21・青学大・右投げ右打ち)も、ここまで6試合で14打数5安打の.357。2月28日に行われたロッテ・ジャイアンツ(韓国)との練習試合では先頭打者本塁打を放つなど、昨年3月に大学生ながら侍ジャパンに選出された実力を発揮しつつある。目標は「新人王と2ケタ本塁打」だ。