女優・見上愛は“裏方志向”から表舞台に飛び出した愛されキャラ
見上愛(21)=JRA
JRAのCMは、昨年は松坂桃李、柳楽優弥、高畑充希、土屋太鳳、中川大志、葵わかなの6人による群像劇だったが、2022年度は長澤まさみと見上愛を起用。
第1弾CM「HERO IS COMING.」では、夕暮れの競馬場にたたずむ。2人だけの共演という状況になると、普通は大先輩の迫力に負けてしまうものだが、彼女は長澤まさみ(見上は、長澤が東宝シンデレラオーディショングランプリに選ばれて芸能界入りした年の秋に生まれた)と堂々、渡り合っている。
見上愛は最近相次いでCMに起用されている。森永製菓「inゼリー」のCMでは緊張しすぎて動きがロボットのようになった受験生の「ど緊張ガール」を、花王「キュキュット」のCMでは、多部未華子、志尊淳と3姉弟を演じる。
2000年10月26日生まれ、東京都出身。もともとは舞台の照明の仕事に憧れていたが、気がつくと演じる側になっていたという彼女は、現在所属しているワタナベエンターテインメントの直営スクールを経て、19年にデビュー。NHKドラマ「きれいのくに」などに出演して、5日深夜に最終話が放送される「liar」(MBS・TBS系)で地上波連ドラ初主演。8月公開の映画「異動辞令は音楽隊!」では阿部寛が演じる主人公の娘役を演じる。