「インビジブル」高橋一生と柴咲コウにのしかかる重圧…見どころは主演2人の演技だけ
二作続けて演技派キャストによる、深みのあるストーリーの作品が続いたこともあってか、ネットの声ではさらに<この枠は面白い作品が多いんだがなぁ><日曜劇場も今回は不発だし、どうしたTBS>というTBSドラマの沽券に関わる声もチラホラ聞こえてくる。
■違和感でせっかくのアクションシーンが空回り
「防犯カメラまみれのところで、爆破現場に毎回現れるラジカセを持った怪しい人物すら見つけられない警察という設定はさすがに無理があります。そこに違和感があるから、せっかくのダイハードばりの爆発回避シーンも空回っている印象になってしまう。犯罪者集団VSアウトロー刑事というのも海外ドラマやアニメなどでも使い古されたテンプレ設定ですし、取調室でカツ丼が出てくるシーンもこのドラマを新しい形で描きたいのか、ステレオタイプとして描きたいのかが分からず色々ブレているなと感じましたね」(前出の制作会社関係者)
初回放送視聴率は「最愛」「妻、小学生になる。」を上回っており、今作への期待値の高さも窺える。既視感のある設定と個性豊かなキャスティング、派手な演出がこれからうまく噛み合い良い相乗効果となるのだろうか?