NHK朝ドラ「ちむどんどん」正念場…識者も「おとぎ話すぎる」「絵空事に見える」と超辛口
復帰50周年を迎え、沖縄はもとより各地で関連行事やイベントが行われる中、沖縄を舞台とした今期のNHK朝ドラ「ちむどんどん」の視聴率が振るわない。
沖縄北部のやんばる地方出身で、貧しさに負けず上京し、料理人の道を目指す比嘉家の3姉妹の次女・暢子(黒島結菜・25)の成長と家族の絆の物語。3姉妹の長女・良子を川口春奈(27)、三女の歌子を上白石萌歌(22)と主役級の女優が演じ、夫に先立たれた母を仲間由紀恵(42)が演じている。明るく真っすぐな主人公が、苦難を乗り越え自分の道を歩んでいくという朝ドラの王道の展開だ。
初回(4月11日)の平均世帯視聴率は16.7%と、前作「カムカムエヴリバディ」の16.4%をわずかに上回ったが、その後“離脱者”がジワジワ増加。週平均視聴率は、第1週(4月11~15日)の16.3%から、第4週(5月2~6日)は14.5%にまで落ち込んだ。直近の第5週(5月9~13日)は15.2%とわずかに持ち直している(関東地区・ビデオリサーチ調べ=以下同)。
内容も視聴者にツッコまれており、ツイッター上では〈#ちむどんどん反省会〉〈#ちむどんどんしない〉というハッシュタグが登場。放送後は、“リアリティーのなさ”や“ご都合主義の展開”をつぶやくことが定番となっている。