高橋一生&柴咲コウ「インビジブル」の劇伴“モヘ~”頻発はミスか確信犯か…視聴者も困惑
都内在住のあるシナリオライターはこう話す。
「劇伴のおかげで、自分が書いたシナリオが自分の想像を超えるぐらいのいいシーンになったと感じたことはもちろん何度もあります。それほど劇伴というのは重要なもの。最近でいうなら、昨年放送された連ドラ『最愛』の劇伴が、業界内でも高評価だった。ドラマの内容に沿っていて、かつ視聴者の心を見事に揺さぶる素晴らしい出来だったと思います」
2022年の冬ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)は、多くのファンを掴み、続編を熱望されている人気ドラマとなったが、劇伴については〈大げさすぎてわざとらしい〉〈流すタイミングが悪い〉〈音楽で泣かせようとしてくるのが、ちょっと興ざめ〉など、辛口のコメントもあった。それだけ劇伴に注目している人は多いということだろう。
ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「『インビジブル』の〈モヘ~〉は、実は視聴者を和ませるというか、意識してちょっと笑わせにかかってきてるというか、もうそっち側じゃないかと最近、思ったりしてきました」と、こう続ける。