フジテレビ電撃トップ交代 ドラマ黄金期築いた「70歳新社長」でお台場“夢工場”再び?
フジテレビは18日、金光修社長(67)が退任し、後任に共同テレビジョンの港浩一社長(70)の就任が内定したと発表した。6月28日の株主総会を経て就任する。
港氏は1976年にフジに入社し、「オールナイトフジ」「とんねるずのみなさんのおかげです」の演出など、とんねるずの番組を中心にバラエティーを多く手がけた。2015年に共同テレビの社長に就任していた。
「金光社長はわずか1年で退任となるが、電撃的な社長交代により、対外的に視聴率が低迷している現状打破をアピールする狙いがあるようだ」(フジ関係者)
港体制発足に伴い、大多亮常務取締役(63)が専務取締役に昇任。トレンディードラマや月9の大ヒットドラマのプロデューサーを務め、フジテレビのドラマ黄金期を築いたことで知られているのだが……。
「先の希望退職で多くの優秀な社員が去ってしまった。そんな中でのトップ交代となったが、港氏も大多氏もフジが一番良かったころの成功体験が根強くあるはず。“オワコン”扱いでテレビを去った、とんねるずを呼び戻してレギュラーを持たせるなど、ある意味でのサプライズがあるかもしれません」(スポーツ紙放送担当記者)
お台場の“夢工場”は再び動き出すのか。