堀ちえみ“病魔ふたたび”で満身創痍…「デビュー40周年コンサート」実現への思いが支えに
すでに堀は、舌がん手術の10カ月後の2020年8月には、必死のリハビリを経て「24時間テレビ43」に生出演し、手術後初めてとなる生歌を披露している。親衛隊が声援を送る中、自身の往年の映像をバックに、1985年の楽曲「リ・ボ・ン」を歌った。決して完璧とは言えない発声で、一言一言、確かめるように歌っていた堀は歌唱後、その場で泣き崩れた。
堀の親衛隊「C☆S☆C」(ちえみ☆スマイル☆サークル)の統括部長の和泉澤達彦さんは当時、日刊ゲンダイにこう話していた。
「彼女の強さには本当に頭が下がります。そのうえ、いつも笑顔で、つらさを見せないんです。まさにデビュー曲の『潮風の少女』魂だと思います。親衛隊をやっていてよかった。ちえみちゃんは僕らの自慢です。2022年のデビュー40周年イベントも楽しみにしています」
■ファンとの約束
今年初めの1月1日のブログには、「デビュー40周年の節目の年。記念ライブに向けてコツコツと頑張りますね」と意気込みをつづっていた堀。堀とファンの間では、完全復活して、40周年の記念ライブを行うことが約束なのだ。幾度となく襲ってくる病魔をはねのけ、悲願の復活ステージに立つことを多くの人が心待ちにしている。