女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」
さて、沢田さんは14歳のときオーディションを受け、ホームドラマ「ただいま11人」(TBS系)でデビュー。石井ふく子プロデューサーの大ヒットホームドラマ「肝っ玉かあさん」「ありがとう」(同)などに次々と起用され活躍した。
「芝居のうまい人は多いですから、視聴率のいいドラマに出させていただけたのはラッキーという以外ありませんね。私は真っ白な状態からふー先生(石井ふく子プロデューサー)に手取り足取り育ててもらい、ふー先生は芸能界の親のようなもの。先生は穏やかで優しい人なんですよ。料理が上手で、舞台のときはみんなにおにぎりを握ったり、お弁当を作ってきてくださったり。私や主人が病気を患ったときは、すぐに病院を紹介してくださって」
1990年スタートの石井作品「渡る世間は鬼ばかり」は途中降板し、約10年後に復帰。その理由は石井プロデューサーに赤松さんとの仲を反対されたから、などと報じられた。
「当時の真相をお話ししようとしたら、本が一冊書けてしまうかな(笑)。でも、ふー先生とはすぐに誤解がとけたんです」