女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」
最近は舞台の仕事が多い?
「いえ、ここ2年はコロナでしたし、元来、モノグサですから、家でのんびり。“フツーの生活”をしています(笑)。主人と2人、朝10~11時に起きて、夜中の3時ごろに寝る、という遅寝遅起き生活です。日中はダラダラ家事をしたり、カフェのテラス席でお茶を飲みながら人間観察したり、テレビやユーチューブを見たり。中学3年生でデビューし、今年73歳。な~んにも知らないで生きてきて、あっという間に年とっちゃったから、今ごろになってNHKの『映像の世紀バタフライエフェクト』などのドキュメンタリーやニュースを見て勉強しています(笑)。(明石家)さんまさんのバラエティーやお笑いのネタ番組も大好きで、よく見ますけどね。ドラマはあんまり……フィクションはBSで戦争映画を見たりしています」
■バセドー病を患い、9年前に胃がんを公表
沢田さん、硬派なんだなあ。そう言うと、「主人(俳優の赤松秀樹さん)の影響です」と笑顔を見せた。
「一緒になったとき、もう40歳を過ぎていたので、子どもをもつという考えはありませんでした。そもそも、私は“父親は死んだ”と聞かされ、母一人子一人で育ててもらい、母を見ていたら大変そうだったから、若い頃から子どもが欲しいとは、あんまり思わなかったんです」