美輪明宏や黒柳徹子は“後続人”と生活 高齢セレブ芸能人に学ぶ「終活」事情
近頃、芸能界の終活事情が続々と明らかになっている。美輪明宏(87)は2019年に軽度の脳梗塞を発症。発売中の「女性セブン」によると、2、3年前に実家・長崎で“墓じまい”を済ませ、昨年1月に新宿のマンションを売却。新規の仕事は受けず、養子で個人事務所社長の男性とほぼ隠居生活をしているという。
黒柳徹子(88)は17年に都内のマンション2戸を売却。黒柳のマネジメントも務める“ビーズ王子”こと田川啓二氏(63)の縁者が住む賃貸マンションの同じフロアに転居し、生活をコンパクトに。
黒柳はテレビの密着ルポで田川氏の別荘で過ごす様子も紹介しており、26歳年下の王子を“結婚したい人”と公言している。そんな美輪と黒柳の共通項はというと、資産があって子供(実子)がいない“高齢セレブ芸能人”ということ。芸能リポーターでシニア福祉アドバイザーも務める川内天子氏がこう言う。
「財を成した芸能人で家族がいない方は、ご自身の財産管理もしっかりされているからこそ、終活が進んでいるのです。相続は周りの思惑も絡む複雑な問題だけに、後に残された人たちの揉め事にもつながる。自分が亡くなってから後味が悪いことにならないよう、黒柳さんも美輪さんも誰に託したいか意思表示を明確にされている。