坂口杏里の離婚危機騒動 根底にある「愛のお試し行動」を専門家が解説
坂口による「愛のお試し行動」について親子関係専門心理カウンセラーの三浦くみ子氏はこう分析する。
■“かまってちゃん”の根底にあるもの
「一見、坂口さんは自分勝手に見えますが、彼女なりに気を遣ってるつもりなのでしょう。とにかく『愛されたい、かまわれたい、離れていかないでほしい、認められたい』という気持ちが根底にあるのでは。これまで、恐らく色んな人が近づいて来ても自分を『坂口良子の娘』としか見てもらえず、『自分自身』を単体で認めてもらえる場面が少なかったのかもしれません。だからこそ、自分単体だと『どんな存在なのか』が分からず、あまり自分に自信を持てない。自信がないから発言は強くなり、反抗期の子どもと一緒で、『私の言う事合ってるよね?』と世間に聞きたくなるのだと思います」
また愛情を試すような言動の原因として考えられるのは、幼少期から感じていた寂しさによる「不安型の愛着障害」であると三浦氏は続ける。
「他者からかまわれるのにも慣れておらず、いざかまわれると、自分と相手の境界線が分からなくなってしまい、相手に不満をもったり、自分に対して愛情が足りないと感じてしまうのです。どこまでも相手を攻撃しながら求めてしまう。その反面、自分が愛されない存在だとも思っているので、それを証明するかのような言動を取り、かまわれないと、色々な手を使ってかまわれようとする。それも自分がその時に欲しているその通りでないと、不満に感じてしまうし、文句を言う事で関心を引きたくなるのです」