キムタクは「おじさん構文」にピリピリ? インスタからすっかり絵文字が消えたナゼ
しかし一方で、世の女性の中には「おじさん萌え」というジャンルがあり、定期的に「おじさん萌え層」を狙ったドラマも度々、登場している。
例えば、現在放送中の連続ドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系)で、西島秀俊(51)が演じる小鳥智志は、慣れないチャットに苦労したり、IT用語を頑張って覚えて嬉しそうに言ったりとまさに「おじさん萌え」の象徴のようなキャラクターと言えるだろう。
「オールドルーキー」(TBS系)で反町隆史(48)が演じるアスリートマネジメント会社社長の高柳雅史も、実は綾野剛(40)が演じる新町の妻で元アナウンサーの果奈子の大ファンで、サインをもらおうとしたり、パソコンの壁紙を果奈子とのツーショットにしたりする様子が「可愛い」と視聴者にウケていた。
西島も反町も若い頃はアイドルのような人気があったが、演技力に定評があり、渋みも深みも増した俳優だからこそ「おじさんのかわいさ」という「ギャップ萌え」に繋げられている。
「俳優は、演じる役柄によって自然と年齢のグラデーションをつけていくことも出来ますが、特にジャニーズに所属する人たちは、どうしても若かりし頃の“アイドル”の印象が強く、受け取る側も敏感に『老けたな』と反応してしまいがちです。ジャニーズの中でも“おじさん”としてのブランディングに成功すれば、新たな立ち位置のジャニタレが生まれるかもしれません」(コラムニストの水野詩子氏)