元「CNNヘッドライン」キャスター浜家有文子さん「日本の英語教育に革命を起こしたい」
ケビン・コスナーに気に入られ…
さて、浜家さんと言えば、独協大学在学中は、健康的に日焼けしたラクロス部のキュートな女子大生として、多くの雑誌に登場していた。
「ラクロスが日本に入ってきた頃だったんですが、大学にラクロス部がなかったので自分でつくったんですよ。学内で“一緒にやらない?”ってスカウトしていって。1年生の終わりには部員が12人になりました」
4年生の夏に、大学のパンフレットの表紙に出演した写真が芸能事務所の目に留まり芸能界入り。その年の暮れには、憧れていた「CNNヘッドライン」のキャスターのオーディションを受け、見事合格。卒業と同時の93年春から同番組に出演した。その後、「ビートたけしのTVタックル」やJ-WAVEのラジオ番組でも活躍。浜家さん、いろんな芸能人から、さぞやモテたのでは……。
「えー、そんなことないですよ(笑)。私、あんまりそういうタイプじゃないみたいで。何かあるはず? うーん……ありました。当時、ケビン・コスナーが映画の宣伝で来日して、インタビューしたんです。私、なぜかとても気に入られて、テレビ取材の時に『僕のヒザの上に座りなさい』なんて言われたりして。その数日後、ラジオの生放送の直前にその担当の方から電話があったんですよ。『ケビンが明日、日本を発つので、今晩、浜家さんとふたりで食事をしたいと言ってます』って。夜の4時間の生放送直前ですよ。友達には“行けばよかったじゃない”なんて言われましたが、もっと早く言ってよ~って。ハハハ」
現在、長女はアメリカの大学に留学中。芸能界を目指す高校生の長男と、思春期真っただ中で「全然私に構ってくれない」という中学生の次男と同居中。2000年に結婚した当時同じJ-WAVEのナビゲーターだったRYU氏とは19年に離婚。子育てはアメリカ式にふたりでシェアし、今でも子供や両親まで交えて食事する仲だという。
(取材・文=平川隆一/日刊ゲンダイ)