「あぶない刑事」復活に勝算あり “80年代ブーム”のZ世代がリアルタイムだった親と支持
舘ひろし(72)と柴田恭兵(71)主演の「あぶない刑事」の続編映画の製作が決定したと発売中の「女性自身」が報じている。
同作は86年から87年に日本テレビ系で放送した刑事ドラマで、88年に続編が2クールにわたり放送。スピンオフ映画が16年まで全7作公開。オジサン的にはパチンコ台などで親しみのある人も多い。コラムニストの桧山珠美氏は、そんなバブル華やかなりし過去作品リバイバルに“勝算あり”と分析し、こう続ける。
「リアルタイムで見ていた中高年世代だけでなく、今は親とZ世代も見込めます。Z世代は親と仲良しで、親が面白いと言うと素直に見る感覚を持っているので、親子で集客できる。Z世代は今80年代ブームで、今のドラマにはない、軽いノリ、スタイリッシュさ重視のバブリーなドラマに興味を示すはず。過去作の延長のほうが、コンプライアンスのハードルも下がり、製作サイドも自由度が上がるのでは。気になるのは2人が70代になって、タカとユージはまだ現場にいるのかどうか。設定が気になるところではありますが、トレンディードラマを含めた掘り起こし作品ブームが続くと思います」
横浜の赤レンガ倉庫、本牧など、当時は聖地巡礼が流行。今度はZ世代が横浜を巡るかも。