爆笑問題YouTubeデビューは意外と低調…ブレークのカギは太田光の“らしさ”にあり
視聴者コメントは、「太田さんが狂気すぎて好き」「光代夫人がイキイキしてる」「アドリブ全開のコントが新鮮」など、おおむね好評だ。週2ペースの更新とあって、「このクオリティーが週2回タダで見られるなんて」と、コントを無料で見られることに感激する声もある。
キーマンの太田は「大炎上」の役名どおり、今も変わらずネットニュースのターゲット。11日に生放送された「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の接点や安倍晋三元首相の国葬について私見を述べると、ツイッターで「#太田光をテレビに出すな」がトレンド入り。歯に衣着せぬ物言いこそが太田の長所で、今後はYouTubeの数字に反映されるかもしれないと、エンタメライターの伊藤雅奈子氏はこう言う。
「爆笑問題ほどのネームバリューなら、開設前はもっと高い登録者数と視聴回数を見込んだはずですが、とんねるずの石橋貴明さんや嵐の二宮和也さんほどのロケットスタートにならなかった。とはいえ、コントの軸足を変えず、太田さんの暴走・炎上・自由奔放さを生かせば、おのずと数字はついてくるでしょう」
番組は、「#1」こそ10万回再生を超えたが、以降は5万回前後でやや低調。テレビやラジオの露出過多による“爆問食傷”ぶりも見て取れるが、それでも太田には“らしさ”という武器は手離してほしくない。