爆笑問題YouTubeデビューは意外と低調…ブレークのカギは太田光の“らしさ”にあり
爆笑問題の太田光(57)と田中裕二(57)が“アラ還”にしてYouTubeデビューした。今月9日、「テレビの話」をスタートさせると、1週間あまりで登録者数が4万人を突破。知名度の高さを考えるとスロースターターだが、伸びシロは感じさせる。
舞台は、架空のワイドショー「ワイドジャック」を担当するテレビ番組制作会社「河田制作」の打ち合わせ会議室。太田は演出担当の「大炎上馬鹿ノ助」、田中はプロデューサー「片玉良夫」の役名だ。
所属する芸能事務所「タイタン」の後輩芸人である日本エレキテル連合、ウエストランド・井口浩之(39)が制作者、30年来の芸人仲間であるBOOMER・河田キイチ(58)が社長役。太田の妻で「タイタン」代表の太田光代(58)も、ショートVTRで登場。わずか数秒間ながらも、毎回異なる役柄・コスプレを披露している。監修は、森三中の大島美幸(42)の夫で放送作家の鈴木おさむ(50)とあって、話題性に事欠かない。
会議の議題に上がるのは違法賭博、投資詐欺、やらせ番組、現役信者など、実際に報道番組を賑わせているものばかり。見どころは、意図的に脱線していく太田のアドリブで、「裏口入学」の言葉には、「裏口は俺だよ、俺の親父がやったんだ。860万払って」と自らネタに。田中に「こんなことは言いたくないが、あんたは同情で再婚した。お互いが不幸だったから、傷のなめ合いで結婚をした」と、いつもの奇天烈ストレート発言で田中を慌てさせるなど、視聴者の期待を裏切らない内容になっている。