水10ドラマ対決は「ファーストペンギン!」優勢 日テレ“女性枠”がフジにWスコアの理由
水曜夜10時の日本テレビ系×フジテレビ系のドラマ対決は、フジが4月期にドラマ枠を“復活”させてから第3ラウンド。
9日にいずれも6話と中盤を迎え、平均世帯視聴率では日テレの奈緒(27)主演「ファーストペンギン!」が、フジの山田涼介(29)主演「親愛なる僕へ殺意を込めて」をダブルスコアで上回っている。
日テレの水10枠はメインターゲットが働く女性で、主演もずっと女性。対するフジはずっと男性主演で勝負してきた。
「前2作は2%前後の差で日テレ優勢でした。それはフジも想定内、射程圏内と見ていたはずが、3作目でダブルスコア。数字だけで作品の優劣が決まるわけではありませんが、GP帯連ドラ初主演の奈緒に対して、ジャニーズの山田でこの結果は、さすがにショックでしょう」(制作会社プロデューサー)
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「今回は作品の性格上、世帯視聴率では日テレの方が圧倒的に有利」と話す。
「ファースト」は、漁師の世界に飛び込んだシングルマザーの《奇跡の実話》がモデル。《ヒットメーカー・森下佳子氏のオリジナル脚本で紡ぐ、爽快リアル・サクセスストーリー》(番組公式HPから)だ。