“新CM女王”清原果耶は本田翼にどこまで近づける?今期ドラマ対決で広告業界が勝負の行方に注目
今年10月期の連続ドラマの動向を広告代理店関係者が熱く見守っている。『ニホンモニター社』の「2021年タレントCM起用社数ランキング」で堂々の1位に輝いた本田翼(30)と、次期CM女王候補の最右翼で『(株)エム・データ』の「2021年TV番組出演ランキング」で堂々1位に輝いた清原果耶(20)の“直接対決”の行方を見極めるためだ。
本田はTBS系の看板“火曜ドラマ”枠『君の花になる』に主演し、ボーイズグループの寮母役という少々意外な設定。清原は長ゼリフも何のその、日本テレビ系の“日曜ドラマ”枠『霊媒探偵 城塚翡翠』で探偵役として主演を務めている。
CM業界が注目するこの“直接対決”……。ドラマはまだオンエア中ではあるが『君の~』の平均視聴率は5%台で、最高視聴率は6%台半ば。『霊媒探偵~』も平均5%台で、最高視聴率は6%台半ば。どっこいどっこいだが、細かく数字を見ると、僅かに本田の方がリードを取る結果となっている。
「今期ドラマは視聴者のテレビ離れが特に顕著になったと言われています。平均視聴率が2桁に達しているのは『相棒 season21』と『ザ・トラベルナース』の2本のみ。共にテレビ朝日系ですが『相棒~』は21年目に入った定番ものですし、『ザ・トラベル~』もテレビ業界では安定した数字が見込めるとされている医療ものですから、それを考えると『君の~』も『霊媒探偵~』も頑張っている方ですよ。