夏木ゆたかさん 3年前に3歳年下の一般女性と結婚「適齢期がきたといいますか(笑)」
レギュラー番組が終わった暁には、「やっと何も考えずに眠れそう」。新妻と同居生活を楽しもうと思っているのだそうだ。
さて、夏木さんは中学3年のとき歌手を目指してコンテストに出演すると、スカウトされ芸能界入り。足立学園高校卒業後、69年、“川口豊”の芸名で「愛のかけら」(クラウンレコード)で歌手デビューした。
翌70年から百貨店・銀座三越で歌謡ショーの司会を務め始めるとラジオ、テレビから“しゃべり”の仕事が舞い込むように。立て板に水の元気なしゃべりが好評を得て、「ルックルックこんにちは」や「笑っていいとも!」など人気番組にレギュラー出演してきた。
「テレビのいい時代に、面白い仕事をたくさんさせてもらいました。7年続けた、有名人のお宅をリポートする仕事では、新国劇を代表する俳優・島田正吾さんや辰巳柳太郎さん、落語家の立川談志師匠、春風亭柳昇師匠、映画スターの高峰三枝子さんや高峰秀子さん、清川虹子さん、水の江瀧子さん……そうそうたる方々の自宅を拝見しました。ある女優さんのマンションは、玄関ドアを開けたらすぐ部屋で、それがドーンと広く全面ガラス張り。マンションの高層階で、隣が広い公園だったので、人目を気にする必要がなかったんですね。こんな部屋に住めたら最高だなあ! と思いました」
ちなみに、「大ファンだった」女優・十朱幸代の自宅訪問はかなわなかったそうだ。
(取材・文=中野裕子)